関西プラスチックリサイクル商工会

リサイクル工程(前半)

リサイクルプロセスについて

プラスチック原材料のリサイクルは多くの工程があります。ここでは、プラスチック資源の回収後、どのようにして再生材料に生まれ変わるのかを、使用している機械などの説明を中心に紹介します。

1.廃プラスチックの種類

廃プラスチックには様々な種類があります。だんごとは、押出し機や成型機から排出される樹脂の固まりをいいます。リサイクル業界ではこれらも貴重な材料であり、このだんごを粉砕して再利用しています。また、スリッターロスは巻物状の製品を製造する際に、両端の部分が切り落とされたものです。

だんご

スリッターロス


これらのような、製品を製造する工程から発生する廃棄物をプレコンシューマー材といいます。食品包装容器のように一度は製品として使用された後に廃棄された材料の事をポストコンシューマー材といい、区別がされています。

シートの打ち抜きロス

食品包装容器


2.粉砕加工

粉砕加工とは大きなプラスチックの塊を砕いて小さなものにする事をいいます。中が空洞になっているようなスクラップの場合、この工程で体積はかなり減少し、運搬も容易になります。

粉砕機にそのままでは投入できないような、大きな固まりは、裁断機(通称:ギロチン)を使用してサイズを予め小さくしておくなど、前処理を行うこともあります。

粉砕機

ギロチン


粉砕機の処理能力は粉砕機自身の馬力によって大きく異なりますが、スクラップの形状や樹脂の種類によっても効率は大きく変化します。例えば、50馬力の粉砕機を使用した場合、1時間当たりに、おおよそ300Kg~500Kgのフレーク(粉砕品)を得る事ができます。

フレーク


粉砕したフレーク(粉砕品)は押出機などで加工されます。

3.顔料・添加剤の調合工程

顔料はプラスチック原材料を着色するために使用するものです。プラスチック原材料は着色されていない状態のものを特別にナチュラル品と呼んでいます。添加剤とはプラスチック原材料に様々な機能を持たせるために使用されるもので、例えば、化粧品などには高輝度を与えるパール顔料、屋外用途には耐候性を与える酸化防止剤や紫外線吸収剤など、用途に応じて様々な種類の添加剤が開発されています。

顔料・添加剤

電子計量器


 

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