た行
炭酸カルシウムの略。
一般に円筒容器のことをいうが、プラスチックの成形加工では、円筒容器を回転させて材料の混合あるいは均質化を行う装置である。またはその作業。
プラスチックが屋外で使用される場合の日光、風雨、暑さ、寒さなど天候条件に対する。
プラスチックに色彩を与えるために用いる染料、顔料およびこれらの各種助剤を添加したものの総称。
樹脂ペレットを着色剤を熱をかけ押出機でねりこみ着色したもの。最もトラブルの少ない着色方法であるが、コストや在庫などの管理コストが最もかかる。
T字型ダイスの略。押出機の先端部分でシート状に樹脂を押出す為にハンマーヘッドシャークのような形になっている。
プラスチックに添加して加工性、物性等を向上させる物質の総称。代表的なものとして紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤、発泡剤、滑剤、帯電防止剤などがある。
染・顔料を分散剤で分散加工した粉末状の着色剤。低コストであるが、飛散、作業性に問題あり。
着色剤とプラスチックをタンブラーで混合すること。もしくはその作業。
な行
原油から精製される分子量の小さい成分でプラスチックの原料物質となるもと。ここから各種モノマー(エチレン、プロピレン、ブタジエン、ベンゼンなど)たガソリンなどがつくられる。
自己消化性のこと。
加熱すると、軟化して加工できるようになり、冷やすと固化する樹脂をいう。熱可塑性樹脂は線状構造であるため、加熱すると軟化し、冷却すると固化し、これをくりかえすことができる。したがって熱硬化性とちがい不良成形品の再利用化ができる。
加熱すると、軟化して加工できるようになるが、そのまま加熱を続けると、化学反応を起こして硬化する樹脂をいう。熱硬化性樹脂は比較的低分子の物質が加熱により高分子量の3次元架橋構造(網状構造)となるもので、一度硬化したあとは加熱しても再び軟化することがない。